1,胆石症             (2009.10.15 発刊)

  胆石症は必ずしも手術をしなければならない病気ではありません.
でも突然の激しい腹痛や黄疸が起こったりと重篤な合併症を引き起こす原因となります.
当科では健康診断などで「胆石症がある」と言われた方や,「傷んだことがない」方や,「胃の痛みがある」方に正確な病状を診断し説明をしています.
手術の必要な方は手術を,不必要な方は悩むことなく明るい日常を送っていただけるようにアドバイスをしています.

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2.胃癌            (2011.11.10発刊)

  食生活の変化に伴い,以前ほど頻度の高い癌ではなくなりましたが今でも数多くの患者様の生命を脅かしている疾患であることには変わりありません.
「症状が出てきたら遅い」と言われ恐れられてきたこの疾患も近年の検診の普及で早期発見,側き治療が一般化し,大半が根治手術可能となり,ごく早期の方は手術すら不要な治療で完治して頂ける時代になてきています.
むやみに恐れてばかりいるのではなく,病気に対して正確な情報を持って対処することが大切ねのです.

本書は日本胃癌学会が癌治療の基本方針として示している「胃癌取扱い規約」「胃癌診療ガイドラインに」の最新版に準拠しています.

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3.大腸癌          (2013. 4. 1 発刊)

 癌の中で,近年最もり感が増え続けており,女性の最も罹患率の高い癌として注意されている疾患です.
胃癌同様放置すれば生命にかかわる病気ですし,切除が必要です.
しかしこちらも早期発見,早期治療が可能であればほぼ全例が根治手術が可能です.しかも胃癌に比べて癌としての悪性度は低いとされ「何らかの症状」が認められた段階で治療を開始した場合でも「手遅れ」ではなく根治手術を受ける可能性は高いので,恐れずに治療を開始することが大切になっています.
こちらも胃癌同様,早期癌の一部には「癌の切除」は手術をせずに内視鏡切除が可能で,入院すら不要で「治療完了」の可能性もあります.
さらに当科では進行した場合でも全ての大腸癌に対して腹腔鏡下手術を対象としており,「大きな傷のない,」「手術後一週間で退院できる」治療をベテランのスタッフで行っています.

本書は大腸癌研究会が癌治療の基本方針として示している「大腸癌取扱い規約」「大腸癌診療ガイドラインに」の最新版に準拠しています.

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市原部長は消化器疾患の教科書「よくわかるインフォームドコンセントシリーズ」を金原出版社から出版しています,当科では著者自らこれらを使って患者様の本当に知りたいこと,知っておいていただかないといけないことを正確に情報提供した上で診療を行っています.

御自分の疾患に対する情報は十分にお持ちですか?

患者様が,
ご自分の病気についてしっかり理解,納得された上で,最新の治療を最高の技術を有する医師により受けていただいています.

これらの書籍は外科外来待合でご覧になれます.また地下売店でもはつばいしていますが,何より外来受診して,気楽にご相談いただくことをお勧めします.    (市原)