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- リハビリテーション科
当院では、医師の指示・指導のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の3療法士が他専門職と連携し、早期リハビリテーションを中心とした各種療法を提供しております。対象とする疾患は、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後、慢性心不全、下肢閉塞性動脈硬化症などの心大血管疾患、肺炎や気管支喘息、胸部手術後、慢性閉塞性肺疾患などの急性・慢性の呼吸器疾患、脳卒中や脊髄損傷などの脳血管疾患、変形性関節症・手足や腰の骨折・靭帯や腱損傷などの骨関節疾患、手の外科その他種々の整形外科疾患、呼吸器疾患や内科疾患、外科術後により体力が低下している方(廃用性症候群)、など多岐にわたります。
いずれの場合も、患者さま一人一人に対して適切な評価に基づいたプログラムを立案し、医学的根拠に基づいたアプローチを「説明と同意」のもとに行ない、患者さまにとって一日も早い家庭や社会への復帰を目指したサービスの提供を心がけております。
また、入院中だけでなく患者さまの退院後の生活に対する相談・アドバイス、外来診療にも取り組んでおります。
【施設基準】
【スタッフ】
※2023年1月現在
身体に障害のある方に対し、ストレッチや筋力増強運動や治療体操などの運動療法、電気療法や温熱療法や牽引療法などの物理療法、歩行訓練や日常生活練習などを通して、患者さまの身体機能・動作能力を改善し、自宅・社会復帰を援助する療法です。
【在籍理学療法士の資格取得】
【業績】
(著書および論文)
(学会発表)
(講師・その他)
有酸素運動機器
電気刺激装置
免荷歩行練習場面
身体や精神に障害のある方に対し、手芸、工作、その他の作業活動を通して、日常生活動作や趣味、仕事など活動全般に関わる動作の改善を図り、患者さまの社会復帰を援助する療法です。
作業療法室
家事練習スペース
声がうまく出せない、上手に発音できない、コミュニケーションがとりにくい、飲み込みにくい、または聞こえが悪い方に対して、必要な検査および助言、指導、援助を通して、患者さまの社会復帰を援助する療法です。
当院にて対応させていただいている障害は以下の通りです。
1.言語障害
1)失語症
脳の病気によりことばを理解したり、読んだり、話したり、書いたりすることが困難となり、コミュニケーションが取りにくくなることを言います。
2)構音障害
①運動障害性構音障害
脳梗塞や脳出血などの後遺症、あるいは難病により、話すために関係する器官に麻痺が生じ、発音が障害されるものを言います。
②器質性構音障害
口腔の疾患(手術後)などにより、発音が障害されるものを言います。
③機能性構音障害
聴覚障害がなく、舌や唇などに異常がないにもかかわらず、発音が障害されたものを言います。子どもさんに多くみられ、ほとんどの場合自然に正しい発音で話せるようになりますが、大人になってから「活舌が悪い」などと指摘される方がいらっしゃいます。日常生活を送る上で特に支障はない方がほとんどですが、話したり歌ったりすることをお仕事とされる方はお困りになられます。成人の方の場合は、指導により治癒されることもあります(個人差あり)。
2.高次脳機能障害、認知症
脳の病気により、考えたり、憶えたり、話したりすることなどに問題が生じ、日常生活に支障をきたします。認知症の初発症状の多くは記憶障害ですが,なかには言語症状が前景に立つ場合もあります。
3.摂食嚥下障害
食べたり飲み込んだりすることが難しく、食事中にむせが頻繁に起こります。食物が気管に入っていてもむせないこともあります。食事の形態や食べ方を工夫することにより、食べやすくなります。
*現在、摂食嚥下障害については入院の患者さまのみ対象とさせていただいています。
当院は、入院患者さまに対する援助が中心ですが、外来におきましても、期間を相談しながら、言語障害や高次脳機能障害等に関する評価や援助をさせていただきます。まずは、お問合わせください。
【在籍言語聴覚士の資格取得】
臨床神経心理士 1名
認定団体:臨床神経心理士資格認定委員会(お問い合わせ先:03-3358-4001)
認定言語聴覚士(摂食・嚥下領域) 1名
認定団体:日本言語聴覚士協会(お問い合わせ先:東京都新宿区新小川町6-29 アクロポリス東京9階)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 1名
認定団体:日本摂食嚥下リハビリテーション学会(お問合せ先:052-848-6570)
【業績】
著書および論文
講演
学会・研究会発表
言語療法室
高次脳機能検査
(外来リハビリテーションスケジュール)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:00~12:00 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
【初診】
各医師の診察後、療法を始めます。
整形外科疾患、脳神経外科疾患、心大血管疾患、呼吸器疾患など幅広い疾患に対応しております。
また、疼痛緩和目的にて物理療法も実施しております。
ご不明な点等ございましたらお電話にてお問い合わせください。